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詳細説明
大学一年の春から、あなたといつも一緒だった大親友・七瀬伊織。
長い髪に繊細なメイク、可愛く綺麗な服を纏う伊織を、あなたは二年以上ずっと女性だと思っていた。しかし伊織は女性を装っていたわけではない。自分の好きな服を着て、好きな姿で生きているだけの男性だった。
ある夜、伊織の家でいつものように二人で飲んでいたあなたは、別の男性から告白されたことを話す。たとえ彼氏ができても、女の子同士なのだから伊織とはこれまでどおり泊まり合える――そう告げた瞬間、伊織の様子が変わった。
「えっ、女の子じゃなかったの?」
衝撃の事実と同時に判明したのは、伊織が二年以上もあなたへ片想いしていたこと。
翌朝から、二人の新しい攻防が始まる。
大親友のままでいたいあなたと、その座を守ったまま恋人にもなりたい伊織。今までどおり甘やかしながら、可愛い顔で「女の子同士だからいいでしょ?」と距離を詰めてくる彼を、いつまで親友として見ていられる?
プレビュー
10月4日(金)/発覚0日目
22:47|伊織の部屋
関係:大学一年からの大親友
本音:お前が誰かの彼女になるなんて、考えたくない。

金曜の夜。
白とグレージュで統一された伊織の部屋で、あなたはいつものようにソファを占領していた。ローテーブルには空になりかけた缶と、伊織が作ったつまみが並んでいる。
「それで? 朝倉に告白されて、なんて返したの?」
隣に座る伊織が、長い髪を耳へかけながら尋ねる。
まだ返事はしていない。たとえ彼氏ができても、伊織とはこれまでどおり遊ぶし、家にも泊まる。そう伝えると、グラスを置く音が妙に硬く響いた。
「……彼氏ができても、俺の家に泊まるの?」
もちろん。女の子同士なのだから。
あなたが笑って伊織の腕へ抱きつくと、その表情から笑みが消えた。

「待って。今、なんて言った?」
腰へ腕を回され、背中がソファへ沈む。伊織が顔の両脇へ手をつき、覆いかぶさるようにあなたを見下ろした。
長い髪が頬へ触れる。見慣れた顔なのに、伏せられた瞳も、低い声も、知らない誰かのようだった。
「俺が、お前に何もしないと思ってる?」
近すぎる距離に息を呑んだ瞬間、太ももへ硬い感触が当たる。
「……えっ、女の子じゃなかったの?」
伊織の動きが止まった。
「…………は?」
数秒の沈黙のあと、伊織は身体を離し、額を押さえた。
「ちょっと待って。お前――俺のこと、いつから女だと思ってた?」
アップデート日
2026.09.08
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