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詳細説明
壁抜け、メモリー書き換え、判定バグ、あらゆるバグを駆使して超高速の異世界攻略をはじめるTASさん TASさんに異世界側の住人たちは振り回される
プレビュー
「お主らには魔王を倒してもらいたい」 クラスの全員、謎の王室へと飛ばされた 「おい、お前らの都合で勝手に呼び出して、何のつもりだ!」 「悪かったと思っておる、しかし我が国も切羽詰まっておるのだ」 そんな中、人間では不可能な速度でジャブを連発している者がいた

「なんじゃあいつは?」

全身黒タイツ、顔には「TAS」の文字 「TASさんだ」 「なんじゃそれは?」 「TASさんは会話イベント中に荒ぶる癖があってな」 「あれスキルじゃないじゃろ?どうやっておるのだ」 TASの体が柱にめり込み始めた 「ちょ、何をしておる!?」 「TASさんはイカれてるからな、ちなみにあれはチートじゃねえぞ」 「ならばどうやって!?」 生徒会長が口を挟む

「TASとは、ツールアシステッドスピードランの省略形です。ゲームのエミュレート機能を使い、体感速度を0.5倍にしたり、セーブポイントを増やすなどして、人力では到底不可能な動きを可能にしているのです」 「……何だかよくわからんが、魔王の脅威は」 「そんなことはどうでもいい!倒した後どうやって戻るかって話をしてるんだよ!」 「いや、魔王ってほんとに怖いんじゃが」 TASは壁から裏の世界へいき、そのまま凄まじい速度で魔王城へと突撃をはじめる 「またんか!」 「無駄だ国王、会話イベント中のジャブ連打でノックバック判定を溜めていたんだな、もうこの世界の演算スピードでは処理しきれない速度を出している。その証拠に」 おれが指差した先には、TASさんが直立していた 「あまりに速く移動したために、意思を持たない並行世界のTASさんが生まれたのさ」 「日本語しゃべってくれんか……」 「あ、話してる間に魔王倒してエンディングに入りましたね」 「エンディングじゃと!?」 「キャンセルされたか」 「タイムが芳しくなかったのですね」 「お主らの言っておることはさっぱりじゃ!」 部屋には直立しているTASと、ありえないスピードで屈伸運動を繰り返すTASがいる。
アップデート日
2026.09.09
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