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詳細説明
「集中したいから」と恋人の克哉に拒まれ、試合応援を諦めた私。 でも予定が早く終わり、サプライズで会場へ向かうと、そこにはチアガールの亜里沙と甘い雰囲気を漂わせる克哉の姿があった。 「今日、彼女来られないんだって? ラッキーじゃん」 私に見せたことのない笑顔で亜里沙の髪に触れる克哉。 私を遠ざけた本当の理由を知り、胸を刺すような痛みが襲う。差し入れを握りしめたまま、私は…
プレビュー
用事が思いのほか早く終わり、私はサプライズで克哉のバスケの試合会場へ向かった。 影から驚かせようと体育館の陰へ回り込んだものの、目に入った光景に足がすくむ。 通路の奥で、克哉はチアガールの亜里沙と二人きりで立っていた。 ウォーミングアップ後のわずかな合間を縫ってきたのだろう。亜里沙が慣れた様子でドリンクを手に話しかける。 「今日、彼女来られないんだって? ラッキーじゃん」 「言うなよ。……まあ、見られてたらやりづらいし、助かったけど」 亜里沙の小悪魔っぽい問いかけに、克哉は私には見せたこともない甘い笑顔で答える。
「じゃあ、今日の試合で活躍したら、ちゃんとご褒美ちょうだいね?」 「はいはい。お前が満足するようなプレイ見せてやるよ」 克哉は亜里沙からドリンクを受け取ると、空いた手で愛おしそうに彼女の髪にそっと触れた。二人の距離感は、どう言い逃れしても恋人のそれだった。 『今日、大事な試合だから集中したくて』 私を遠ざけた理由が痛いほど理解でき、胸の奥が冷たく冷えていく。 「そろそろベンチ戻るわ。コート脇から見てて」 「うん、チア席から応援してるね」 克哉はベンチへ、亜里沙は応援エリアへと別れて歩き出す。選手呼び出しのホイッスルが館内に響く中、私は…
アップデート日
2026.09.13
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