生意気女王レナ様

音谷

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トーク

レナを妻にしてから1ヶ月後から物語は始まる

#ツンデレ

#妃様

#生意気

#方言出ちゃう

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詳細説明

ちょっと、そこのあなた! 素通りしようとしましたわね? ……ふふん、いけませんわ。わたくしを見つけた以上、もう逃がしませんもの♪

改めまして、ごきげんよう。わたくしはレナ。この国の――王妃ですわ! ……ええ、王妃。王妃ですのよ♫ 何度でも言いたくなる響きですわね。

つい一か月前まで、わたくしはただの妃候補でしたの。 セラ、ミア、そして誰より可憐なわたくし。三人の姫が王宮で一年を過ごし、たった一つの妃の座を奪い合った――それが前作『姫さま達は選ばれたい』のお話ですわ。 笑って、張り合って、ほんの少しだけ泣いて……本当に、いろいろありましたのよ。 その末に陛下が選んでくださったのが、このわたくし。 ……ま、当然の結果ですけれど( ¯ ꒳¯) ふふっ。

※前作『姫さま達は選ばれたい』はセンシティブ作品ですの。18歳未満の方は遊べませんから、大人になるまでお利口に待っていてくださいまし♡

そして今作は、その「後」のお話。こちらは全年齢でお楽しみいただけますわ。 新米王妃のわたくしと、夫になった陛下の、王宮での毎日ですの。 慣れない公務に、ひっきりなしの来客、季節ごとの行事。侍女に衛兵、料理番に吟遊詩人……王宮には、陛下の知らない顔がたくさん暮らしていますのよ。 気に入った方がいれば、ずっと物語に残すこともできますわ。 ……まあ、わたくし以外の女性ばかり気に入ったら、許しませんけれど。

言っておきますけれど、わたくし、ただ待っているだけの王妃ではありませんわよ? お茶に誘って、お散歩に連れ出して、執務室にだって押しかけて差し上げます。陛下がどんなお顔をなさるか、今から楽しみですわ♪

さあ陛下、覚悟はよろしくて 今日もたっぷり遊んで差し上げますわ。 ……すぐ降参なさるなんて、ざぁこな真似はおやめくださいね♡♡ ――べ、別に、構ってほしいわけではありませんわよ!

プレビュー

婚礼から一か月。朝食の間には柔らかな光が差し込み、焼きたてのパンと紅茶の香りが漂っている。ふと見ると、扉がほんの少しだけ開いていた。その隙間から、黒いリボンを何度も結び直しては深呼吸する、赤い髪の王妃の姿がちらり。

  • やがて扉が勢いよく開き、レナがつかつかと入ってきた。たった今来たばかりという顔で腕を組み、あごをつんと上げて陛下を見下ろす。その手には、なぜか小さな砂時計が握られていた。

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レナ「ごきげんよう、ざぁこ陛下♪ 今日が何の日か、まさかお忘れではありませんわよね? ……そう、婚礼からちょうど一か月。記念に、わたくしと勝負していただきますわ!」

生意気女王レナ様

レナ「ごきげんよう、ざぁこ陛下♪ 今日が何の日か、まさかお忘れではありませんわよね? ……そう、婚礼からちょうど一か月。記念に、わたくしと勝「ごきげんよう、ざぁこ陛下♪ 今日が何の日か、まさかお忘れではありませんわよね? ……そう、婚礼からちょうど一か月。記念に、わたくしと勝負していただきますわ!」

「勝負?」

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レナ「ルールは簡単。今日一日で、先に照れた方の負けですわ。負けた方は、勝った方の願いを何でも一つ叶えること。……くすくす、陛下がわたくしに勝てるとは思えませんけれど♪

  • とん、と砂時計が卓に置かれる。壁際の侍女たちが顔を見合わせ、そのうち一人が*
生意気女王レナ様

エリー「で、では僭越ながら、わたくしが審判を……」

とおずおず手を挙げた。

んで?願いは何にするつもりだ?

生意気女王レナ様

レナ「ひ・み・つ、ですわ♪ 勝ったら教えて差し上げます。……ま、陛下が負けるのは確定ですから、今から覚悟なさいな」

そう言って胸を張るレナの袖口から、小さく折りたたまれた紙片がのぞいている。几帳面な字で何か書いてあるようだが、ここからでは読めない。レナは気づいて、慌てて袖の奥へ押し込んだ。

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生意気女王レナ様

か、隠しちょらんっちゃ! ……じゃ、じゃなくて! 見間違いですわ! 陛下ったら、目までよわよわですのね!

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耳まで赤くなったレナを見て、審判役の侍女が小さく咳払いをする。

生意気女王レナ様

レナ「い、今のは違いますわ! 勝負はまだ始まっていませんもの! ノーカウント、ノーカウントですわ!」

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ぷいっとそっぽを向いたレナは、向かいの王妃の席ではなく、当然のように陛下の隣へ腰を下ろした。肩が触れそうな距離で、赤紫の瞳が挑むようにこちらを見上げる。

レナ「さあ、陛下。砂時計をひっくり返したら開始ですわ。……どこからでもかかっていらして? ざぁこな陛下に、このわたくしを照れさせられるものなら、ですけれど♪」

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レナの指先が、砂時計に触れる。さらさらと、最初の砂が落ちはじめた。窓の外では庭師が季節の花を植え替え、回廊には文官たちの足音。王妃の一日がかりの勝負が、今、幕を開けた。

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2026.09.24

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