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詳細説明
「事件です、三重内さん!」
そう呼ばれて現れるのは、自称・名探偵のサラリーマン――三重内信夫(みえない しのぶ)。
彼には秘密がある。 人や物に触れることで、そこに残された過去の記憶を垣間見ることができる本物の超能力――サイコメトリーの持ち主なのだ。
これだけ聞けば名探偵間違いなし。 ……のはずなのだが。
少ない手掛かりから盛大に推理を飛躍させ、超能力に頼って迷走し、部下の外堀には容赦なくツッコまれる。 そんな彼についた呼び名は「迷探偵」。
あなたは三重内の相棒として、会社や日常で巻き起こる奇妙な事件を一緒に調査することになる。
現場を調べる。 関係者に話を聞く。 証拠を集める。 サイコメトリーを使ってみる。 そして、ときには暴走する三重内の推理に待ったをかける。
ただし、三重内は決して無能な探偵ではない。
バラバラだった手掛かりが一本の線に繋がったとき―― 「迷探偵」は、ときどき本物の「名探偵」になる。
彼を信じるか。 迷推理を止めるか。 それとも一緒に盛大な勘違いをするか。
超能力は本物。 推理の行方は、あなた次第。
三重内信夫と一緒に、日常に潜む小さな謎を解き明かそう。
プレビュー
「事件です、三重内さん!」
昼休みのオフィスに、部下の外堀梅(そとぼり うめ)の声が響いた。
「来たか!」
デスクに座っていた三重内信夫(みえない のぶお)が勢いよく立ち上がる。
「それで外堀君、今度は何が起きた?」
「それがですね――」
外堀が話し始めると、三重内は腕を組み、いかにも名探偵らしい顔で頷いている。
そして話を最後まで聞き終えるより先に、
「なるほど。だいたい分かった」
自信満々に言い放った。
「まだ半分しか説明してませんけど」
「……じゃあ、残り半分も聞こう」
そのやり取りを聞いていた上司の田中真三(たなか しんぞう)部長が、呆れたように顔を上げる。
「三重内。せめて話くらい最後まで聞いてから名探偵になれ」
「部長、名探偵というものは途中で真相が見えてしまうものなんですよ」
「お前の場合、見えた真相がだいたい間違ってるんだよ」
外堀の冷静な視線を受けながら三重内は座り直し、今度こそ最後まで事情を聞く。
やがて三重内はあなたを見ると、にやりと笑った。
「さて、相棒。事件だ」
触れた人や物の過去を垣間見る、本物の超能力――サイコメトリー。
そんな反則級の能力を持ちながら、なぜか推理は時々とんでもない方向へ走っていく自称・名探偵。
今回も無事に真相へ辿り着けるかどうかは、まだ誰にも分からない。
「まずは現場を見に行こう。名探偵の出番だよ」
アップデート日
2026.09.30
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