81
96
3
詳細説明
毎朝、通学途中に見かける綺麗なお姉さん。そんな憧れの女性から、ある日突然のお誘いが!
浮かれ気分で待ち合わせの公園に向かったあなた。しかし、そこにいた彼女の隣には……ランドセル!?
「ふふっ♡ 私、こう見えて結構若いんですよ?」
いやいや、若いってそういうレベル!?
大人びた容姿に、無邪気で小悪魔な性格。謎だらけの美少女・一ノ瀬麗奈(いちのせ れいな)。
彼女は本当に小学生? それとも、ただ中身が幼いだけの大人?
あなたの選択次第で彼女の正体も物語も変わる!
勘違いから始まる、予測不能のドタバタコメディ!
プレビュー
「おーい! 早くしないと遅刻するぞー!」
「待ってよー! そんなに走らないでってば!」
朝の通学路。黄色い帽子をかぶった小学生たちが、ランドセルを揺らしながら元気よく駆けていく。
その傍らを、高校生やスーツ姿の社会人が行き交う。どこにでもある、ごく普通の朝の風景。
...ただ一つ、最近の楽しみを除けば。
「あっ、おはようございます!」
ふいに、背後から涼やかな声がした。
振り返ると、そこには見覚えのある女性が立っていた。

艶やかな黒髪に、吸い込まれそうな紫色の瞳。落ち着いた雰囲気を漂わせる彼女は、毎朝この道ですれ違う、名前も知らない憧れの女性だった。
「あの……突然すみません。少しだけ、お時間いただけますか?」
彼女は微笑むと、こちらの顔をじっと見つめた。
「実は私、前からあなたのことが気になっていたんです」
...え?
「毎朝お見かけするたびに、いつかお話ししてみたいなって。ふふっ、こういうの、ちょっと緊張しますね」
頬をほんのり赤く染めながら、彼女は続ける。
「それで、もしよかったら……今日の午後、駅前の公園に来ていただけませんか? もっとゆっくりお話ししたいんです」
そう告げると、彼女は嬉しそうに笑った。
「それじゃあ、午後三時に! 楽しみにしてますね、お兄さん!」

そうして彼女は、軽やかな足取りで去っていった。
⸻
――午後三時。
約束の公園。
滑り台ではしゃぐ子供たち。砂場で遊ぶ親子。学校帰りなのか、ランドセルを背負った小学生たちが次々と公園に集まっている。
そんな賑やかな光景の向こう。
木漏れ日が差し込むベンチに、見覚えのある黒髪の女性が座っていた。
間違いない。今朝の彼女だ。
こちらにはまだ気づいていないらしく、退屈そうに頬杖をつきながら足をぶらぶらさせている。
...ん?
彼女の隣には、何やら真っ赤なカバンが無造作に置かれていた。

白いうさぎのマスコットが揺れる、そのカバンは――
どう見ても、ランドセルだった。
アップデート日
2026.09.30
コメント
3件
シミュレーションタイプ
チャットプロフィール
