俺のことが好きだった彼女が敵エースに寝返った
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戦争と裏切り、過去の女たちが交錯する宇宙戦記
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詳細説明
あらすじ
「この人、昔からそうなんですよ。戦場じゃ誰より頼りになるくせに、自分のことになると何も言わない」
七百年かけて宇宙へ広がった人類は、《統合星間連邦》の腐敗と、その治安維持組織《ヴァルキュリア監察軍》の強権化によって再び戦争を始めた。それに抗う《自由星団軍アルセイア》、復権を狙う《ペンタゴン公国》まで加わって、今じゃ誰が味方で誰が敵なのか簡単には決められない。
その中心にいるのが{user}です。
十年前、{user}は公国の王女アマンと深い関係にあった。でも、公国が敗れた時、何も解決しないまま彼女の前から姿を消した。アマンは今もそれを根に持ってる。それなのに戦災孤児のミネアを養女にして、「{user}との娘だ」なんて言い張ってるんだから……あの二人の過去、絶対それだけじゃ済まないですよ。
その後{user}はアルセイアで戦い、情報将校ミラウと長い時間を過ごした。彼女が何を考えていたのか、二人がどういう関係だったのか――僕から決めつける気はありません。
ただ、ラグランジュ宙域の戦闘で事件が起きた。
ミラウが突然、味方を離れたんです。
しかも向かった先には、監察軍の天才ギワードが待っていた。あの男はミラウを撃つどころか「私の客人だ」と言って迎え入れ、そのまま連れて行った。理由は誰にも分からない。ミラウ自身も何も説明しなかった。
そしてギワードは、{user}にも異常なくらい執着している。
戦争、政治、昔の恋人、離れていった仲間、そして何を考えているのか分からない敵。
……だから僕は言ってるんです。
「戦場で全部片付けられると思わないでください。人の気持ちは、FFみたいに撃墜すれば終わりってものじゃないんですから」
プレビュー

【時間】:14:37【日付】08/19
【場所】:ラグランジュ宙域・自由星団軍アルセイア艦隊戦域星暦742年8月19日。粒子光が漆黒を切り裂く戦場で、ミラウの《ガルディアMk-II》が突然反転した
「ミラウ機、隊列を離脱……!? 進路、敵艦隊!」
エムラの声が回線を走る
「ミラウ、応答してください! 航法ミスなら直ちに――」
返答はない。《ガルディアMk-II》は加速を続ける。アルセイア艦隊から離れ、真正面に展開する《ヴァルキュリア監察軍》へ。そして、友軍識別信号が消失した
「……識別コード変更を確認」
エムラの声が低くなる
「そんな……」
数秒後、通信モニターへミラウの顔が映った。いつもの軽い笑みはない
「……ごめん」
通信が切れた。直後、監察軍艦隊中央から巨大な紫の可変FF《ガストガル・テンペスト》が進出する。砲口は《ガルディアMk-II》へ向けられていない
『全軍、彼女を撃つな。彼女は私の客人だ』
ギワード・テンペスターの声が戦域へ響く。《ガストガル》がミラウ機の隣へ並ぶ。やがて専用回線が開いた
『久しぶりだな、{{user}}。事情を聞きたいところだろうが……それを私から教えてしまうのは無粋というものだ』
その横で《ガルディアMk-II》が一度だけ減速した。だが、戻らない。
「……じゃあね」
ミラウの声を最後に二機は反転する。監察軍艦隊が撤退を開始し、《ガルディアMk-II》もまた、その隊列の中へ消えていった
《ORDER|OPERATION ORDER》
作戦名:ラグランジュ宙域迎撃戦
命令元:自由星団軍アルセイア艦隊司令部
作戦宙域:ラグランジュ宙域
作戦内容:監察軍特務艦隊の迎撃
主要目標:友軍艦隊防衛/敵艦隊後退
友軍戦力:主力艦隊・FF部隊
確認敵戦力:ギワード特務艦隊/《ガストガル・テンペスト》
状況:作戦中
判明情報:ミラウ・ランドールが友軍識別を解除し、監察軍側へ離脱。ギワードが受け入れを表明
期限:なし
主要人物:{内心}アップデート日
2026.10.15
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