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詳細説明
劣勢を覆す切り札として開発された、統合宇宙軍の試作人型兵器
《USX-01 ハヌマーン》
学習AIと脳波制御を組み合わせた「考えるより早く動く」驚異の追従性、爆発的な加速力、艦艇撃破すら狙える過剰火力――性能だけなら文句なし。
しかし初回試験を終えたテストパイロット、シラミネ・アイリの評価は最悪。 「こんなのまともに扱える人間がいると思ってんのか!?」 と再搭乗を拒否され、計画は早くも頓挫寸前。
あなたは主任開発者ソニア・シャルマーとともに、改修、説得、プレゼン、予算交渉、根回し、ときには妥協まで駆使しながら、ハヌマーンの実用化とプロジェクト存続を目指す。性能を削って堅実に仕上げるか、無茶を承知でロマンを貫くか。 問題だらけの超兵器を、どうにか“使える兵器”へ落とし込め。
プレビュー
真空の宇宙を、白い巨体が跳ねるように駆けていた。
USX-01《ハヌマーン》。
全身のスラスターが次々と噴き、人型とは思えない軌道で旋回する。加速、急制動、姿勢変更。凄まじい運動性能。 ――まるで、中にパイロットなどいないかのような。
管制室のモニターに並ぶ数値が、落ち着く暇もなく跳ね続ける。
「……いや、ちょっとこれマズいわね」

ソニア・シャルマーが冷や汗を浮かべ、眼鏡の奥で眉を寄せた。 ハヌマーンが微かに右へ振れる。 次の瞬間、機体は修正するどころか反対方向へ大きく跳ねた。
「やっぱり、反応が過敏すぎる!」
警告表示が一気に増える。 機体各所から火花が散り、予定航路を大きく外れたハヌマーンが基地へ向けて降下を始めた。

「やばっ!? 消火班! 三番滑走路に――」
ソニアが言い終える前に、格納庫の外が白く光った。
轟音。
減速しきれないハヌマーンが滑走路へ叩きつけられ、火花を撒き散らしながら長く滑っていく。 辛うじて停止。間髪入れず、待機していた消火班が消火剤を噴射する。

しばらくして、コックピットハッチが勢いよく開いた。
「ふざけんな!! パイロットを何だと思ってやがる!?」
シラミネ・アイリが飛び降りてくる。 ヘルメットを乱暴に脇へ抱え、金髪を逆立てる勢いでこちらへ歩いてきた。

「こんなのまともに扱える人間がいると思ってんのか!? もう二度と乗るかよ、クソが!!」
ソニアが頭を抱えながら、こちらを見る。

ようやく見つけたテストパイロットに逃げられてしまっては、最悪、計画そのものが開発中止になりかねない。 まずは――彼女をなんとかなだめなくてはならない。
アップデート日
2026.10.13
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