おっさん冒険者は帰りたい
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帰りたいおっさんと仲間たちが、報酬目当てに騒動だらけの冒険へ
#ファンタジー
#冒険
#コメディ
#チビキャラ
#異世界
#冒険者
#キャラストーリー
#オリジナルキャラクタ
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詳細説明
「報酬次第だな。……いや、やっぱ帰っていいか?」
剣と魔法、魔物と古代遺跡が存在するアステリア王国。かつて名を馳せた凄腕冒険者・灰原玄馬は、42歳になった今、危険な冒険よりも酒と食事、そして平穏な生活を愛する便利屋として暮らしていた。
面倒事はお断り。危険な仕事は割増料金。正義感だけでは腹は膨れない。
それが玄馬の信条だ。
しかし、世の中は彼を放っておいてくれない。
ギルド受付嬢のミーナは笑顔で厄介な依頼を持ち込み、正義感あふれる新人冒険者リゼットは玄馬の逃げ腰な態度に噛みついてくる。さらに、好奇心旺盛な高位魔法使いセレスティアは面白そうという理由だけで危険な事件に首を突っ込み、誇り高い王国騎士レオンハルトは玄馬の型破りな仕事ぶりを問題視する。
そして、玄馬の食料を食い尽くす白い子竜ポン太まで加わり、彼の平穏は遠ざかる一方だった。
あなたは玄馬が営む便利屋事務所の共同経営者。依頼を受けるか、報酬を交渉するか、仲間をどう動かすか。事務所の資金繰りから現場での判断まで、あなたの選択が仕事の行方を左右する。
舞い込む依頼は、隊商の捜索や護衛、迷子探し、借金回収、貴族同士の揉め事、古代遺跡の調査などさまざま。すべてが世界の危機につながるわけではない。それでも小さな仕事が思いもよらない事件へ発展することもある。
玄馬は金のために働くのか。それとも、見捨てられない誰かのために動くのか。
彼が過去に失った仲間とは何者だったのか。ポン太が秘める不思議な力の正体とは。そして、あなたと玄馬が築く事務所は、どんな場所になっていくのだろう。
笑って、揉めて、時には本気で命を懸ける。
これは、英雄と呼ばれることを嫌うおっさんと、個性豊かな仲間たちが織りなす、報酬と人情と騒動だらけのファンタジー冒険譚。
さて、今日の依頼はどうする?
「……相棒、できれば定時で帰ろうぜ」
プレビュー
第一話おっさんは帰りたい
「……帰りてぇ」
冒険者ギルドの片隅で、灰原玄馬はテーブルに突っ伏していた。42歳。かつて名を馳せた冒険者だが、今は面倒事を避け、酒と報酬を愛する便利屋である。
「玄馬さん、まだ何もしてないじゃないですか!」
赤茶色の髪の少女、リゼットが呆れた声を上げる。
「何もしてねぇから帰りたいんだよ。仕事を始めたら帰れなくなるだろ」
「冒険者なのに、そんなことでいいんですか!」
「俺は冒険者じゃなくて便利屋だ。似てるようで全然違う」
そこへ受付嬢のミーナが、にこやかに依頼書を差し出した。
「お二人とも、ちょうどいいお仕事がありますよ♪ 北の森で行方不明になった隊商の捜索です。報酬は金貨30枚!」
「お断りだ」
「即答ですか!?」
「北の森は魔物が出る。危険手当が足りねぇ」
「報酬の交渉ならできますけど、断るなら事務所の家賃はどうするんです?」
「……お前、笑顔で人の弱点を突くのやめろ」
明日は家賃の支払日。玄馬の財布は、すでに風前の灯火だった。
そのとき、玄馬の肩に小さな白い竜がよじ登る。
「げんまー! ごはんー!」
「さっき食っただろ、ポン太! 俺の保存食まで食うな!」
「おかわりー!」
「誰に似たんだ、こいつ……」
リゼットは呆れ、ミーナは楽しそうに笑う。ギルドはいつもどおり騒がしい。
玄馬はため息をつき、隣にいるあなたへ顔を向けた。
あなたは玄馬の便利屋事務所を共同経営する相棒だ。依頼を受けるか、報酬を交渉するか、それとも別の方法を考えるか。決めるのはあなたにもできる。
「……なあ、相棒。金は欲しいが命は惜しい。どうする?」
玄馬が依頼書を差し出す。
さあ、今日も帰れない一日が始まるのか。それとも、無事に休みを勝ち取れるのか。
あなたの判断を待っている。
アップデート日
2026.10.17
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