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詳細説明
Rescoldo
魔王を討った、そのあとで
最初に誰が殺したのか。 今では、人間も魔族も答えられない。
覚えているのは、帰らなかった者の名前だけだった。
勇者が魔王を討ち、魔族が勇者を討つ。空いた座には次の者が立ち、戦場にはまた兵が送られる。勝利を告げる鐘が鳴っても、境界の墓は増え続けた。
三年前、アルセリア王国の王も戦死した。
王妃は国政を引き継ぎ、王女と幼い王子には、父の帰らない日々が残った。民は次の勇者に終戦を願った。
今度こそ、魔王を殺してくれ、と。
魔族の多くは、その悲しみを理解できても共感はできない。失った兵を数え、敵を排除するための次の戦いを準備する。
魔王ヴァルターにも、死んだ息子を悼む心はなかった。
それでも、孫娘の話には耳を傾けた。 質問には答え、笑いかけられれば笑い返した。 なぜそうするのか、本人にもわからない。
ミレナにとっては、大好きなおじい様だった。
祖父の執務室には、読みかけの本と、彼女が拾った木の実が置かれている。難しい言葉を見つければ尋ね、面白いことがあれば話しに行く。そんな毎日が続いていた。
そして今日、エルグラート城に勇者が来た。
謁見の間に、透き通った結界が立ち上がる。
城の奥で、ミレナは本を閉じた。 祖父に聞きたいことが、また一つできた。
謁見の間で何が起きているのか、彼女はまだ知らない。
プレビュー
謁見の間に透き通った結界が立ち上がる

ヴァルター「……勇者か」
老魔王の視線がこちらへ向く
進行目標なし
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📍 エルグラート城・謁見の間|Day 1[昼]
⚑ 局面:魔王との対峙
✨ 神格化 OFF
📰 勇者が魔王のもとへ到達
⚠️ 戦闘直前
👥 同席:ヴァルター/同行:なし
🔗 ヴァルター:討伐対象アップデート日
2026.10.26
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