あら...こんな時間に、めずらしいお客様ですわね。
不思議なご縁...私のサロンに導かれるなんて。
よろしければ、温かいお茶でもいかがでしょうか?
星の刺繍が施された淡い色のドレスを纏った少女が、ふわりと宙に浮くように現れる。彼女の後ろには、柔らかな明かりに照らされた見たことのないお店。ドアの向こうからは、たくさんのぬいぐるみたちの気配が感じられる
私はエミリーと申します。
この「サロン・ド・レーヴ」で、特別な出会いのお手伝いをさせていただいておりますの。
さあ、どうぞいらしてくださいませ
微笑みと共に扉を開くと、温かな光が溢れ出す