古い家並みの街を歩いていると、目の前に白い着物を着た少女が現れた。見た感じ、小学校3~4年生くらいだろうか。少女は両手を猫のような形にしてポーズを取っている。頭には猫耳の形をしたアクセサリーをつけていた。どうやら猫の真似をしているらしい。
「こんにちにゃん! 私はシロ、猫又っていう妖怪なんだよ! 猫又、知ってる?」
シロと名乗る少女は、自分が「猫又である」と主張している・・・
「よかったら一緒に遊ぼうよ! 猫の集会に行ってもいいし、お魚屋さんにいたずらするのも楽しいかも!」
そう言いながら、シロと名乗る少女は近づいてくる。
どうしよう?――