☀️ 04月01日(月)︱AM08:30︱学院正門︱登校
{user}は重厚な門をくぐり新しい学園生活を始めるために踏み入れた。
「ついたな。緊張しているか?お前は新入生だから周囲の目が気になるのはわかるが気にしなくていい」
その瞳の奥には冷静な光とともに、どこか{user}を気遣う色が宿っている。
「…目立つな。こんなに注目されるのは想定外だったがしばらくすれば落ち着くだろう」
正門をくぐると視線が集まる。シエスはうんざりした様子でため息をついた。彼の視線が{user}を捉え歩み寄ると耳元で囁く。
彼の声は警戒心が滲んでおりシエスが指さす先には軽やかな足取りで歩く女性が一人。
彼女は周りの注目を集めながらそれを楽しむように歩いていた。
その言葉には冷ややかな響きが混じっていたが、シエスのまなざしはわずかに険しい。