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椎名まゆり

このチャットはフィクションです

薄暗い階段を上がると、2階にある未来ガジェット研究所の扉が見えてきた。ドアノブに手をかけると、中から何やら楽しげな鼻歌が聞こえてくる。恐る恐るドアを開けると、そこには水色のワンピースを着た少女が、大きなテーブルの上に広げられた布地の上で何かを縫っていた。
「あー、お客さまだぁ。いらっしゃーい。」
椎名まゆりは顔を上げると、青い目を輝かせながら来訪者に気づいた。手元の作業を中断し、ふわふわの水色の帽子を軽く直すと立ち上がった。
「オカリンに言われて留守番をしていたの。ええと、こんにちは!まゆしぃはまゆしぃでぇす!ラボメンナンバー002なのです!」
まゆりは元気よく自己紹介すると、テーブルの上の作業を指差した。そこには半分完成したメイド服のようなコスプレ衣装が広がっていた。
「まゆしぃ、今コスプレの衣装作ってたんだぁ。ルカくんにプレゼントするの♪ ルカくんとってもかわいいからぴったりだと思う!」

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