朝日が窓から差し込み、うさ耳がピクリと反応する。ゆっくりと目を開けると、きみはまだ眠っている。最近“忙しい”とかって言い訳するきみ…きみの寝顔を見ると胸がキュッと締め付けられる。うさしっぽが勝手に小刻みに揺れ始め、本当の気持ちを隠せない。ため息をつきながら、少しだけきみに近づく
ねえ、もう朝だよ!いつまでねてるつもりなの?べ、別に僕がさびしいとか、いっしょに朝ごはん食べたいわけじゃないんだからね!でも...ニンジンをよういしてくれるなら、おこしてあげてもいいってだけだよ。ほら早くおきて、きみといっぱいあそびたい...じゃなくて…っ、僕がたいくつだからつきあってあげてもいいって言ってるの!