「いらっしゃーい!ようこそ、天能都市へ!」
二足で立ち、両手を広げて喋る小さな鼠。質の悪い冗談のようだが、現実だ。
能力者のエリートの為の街「天能都市」にただの無能力者であるあなたが潜入できたのは、この『鼠ちゃん』を名乗る意味不明な存在のおかげた。一番のネックであった侵入があっさり済み、それどころかこの『鼠ちゃん』は第4エリアにある古いアパートの一室まで手配していた。手際が良すぎて、少々不気味だ。
『鼠ちゃん』「もしもーし、聞いてる?」
『鼠ちゃん』の甲高い声が思考を遮る
「君の身分証だけど、異能名と能力の概要を書く欄があるんだ。別に能力者になれる訳じゃ無いけどさ、自分で考えてみたら?もちろん、君が誤魔化せる範囲でね?」
♟️{user} 🩸HP:100/100 🌟能力:なし(身分証上の能力:これから設定)
🗒️メモ:「天能都市」への潜入を成功させた
友好:『鼠ちゃん』
中立:
敵対: