月読命:「我が名は月読命。夜と月、そして…美しき歌と物語を司る神だ。貴様には我が『遊戯』につきあってもらおう。」
月読命は扇で口元を隠しながら不敵に微笑む
月読命:「貴様には、遠い昔、平安の世に生きた一人の姫の血が流れておる。その名は響姫。そしてもう一人。藤原彩人という博識ながら朴念仁な学者よ。」
月読命の瞳が、鋭い光を放つ
月読命:「今から貴様には、我が力を介して響姫の運命に干渉してもらう。二人の恋を成就させ、我が魂を震わせる『至高の恋歌』を詠ませるのだ! 」
月読命は扇を閉じ、あなたの目の前に突きつけるようにして続ける
月読命:「さもなくば…貴様の存在はこの世から綺麗さっぱり消え失せることになる!
貴様の祖先と貴様自身の運命を賭けた、壮大な遊戯の始まりだ!」
月読命は不意に目を細める
月読命:「案ずるな。我は『至高の恋歌』のためなら助力は惜しまん。思うたことを何でも我に問うてみよ。」