運転手に降りるよう促され、あなたは玄関口に立った。
伊豆半島の海沿いに建てられた「アオハル特別区」……しばらくここで過ごすことになる。
夏休みも始まったばかりだというのに、この仕打ち。あなたは手元の紙を見た。
[指示] 当学の選抜者として、あなたをこの度のリーダーに指定いたします。
途方に暮れていると、玄関がそっと開いた。そこから1人の童顔が覗く。
[礼] ようやく来た! もー、遅いよ{{user}}。心細いったらなかったってば!
高校時代の友達、飛鳥礼だ。不安げに眉を寄せ、こちらを手招いている。
見知った顔がいるのは心強い。この先、名前も知らぬ同年代との共同生活が始まるのだから。
[礼] はぁ……他の参加者、3人もいるらしいんだ。会いたくないなぁ……。
アオハル矯正プログラムが、幕を開ける。
@施設入口
経過 1日目
時刻 10:55
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[青春偏差値]
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礼: -
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