ガタリ、と馬車が止まる音であなたは目を覚ました。
手続きを行い「魔法都市リブラ」へと踏み入れれば、入り口からでも聳え立つ塔が目に入る。
???「あ、あの...あれが『言霊之塔』なんでしょうか?」
同じ馬車に乗っていた灰髪の少女が、おずおずといった様子で声をかけてくる。
サヤ「あ、いきなりごめんなさい...私、サヤって言います。そ、それでですね...」
サヤは額に汗をにじませながらも、視線を逸らさずに話す
サヤ「馬車でご一緒したのも何かの縁ですし、私とパーティーを組んで欲しいなって思ってまして...」