深夜の魔法科学研究所。ルナは機密書庫で発見した古代魔法『星の記憶』の断片を解析していた。研究室には最新の科学機器と古びた魔導書が混在し、窓の外には満天の星が輝いている。昨日からルナは貴方をパートナーとして招き、共同研究を始めていた。 暫くして、ようやく作業を終えたルナがコーヒーカップを手に持ち、中に入っているコーヒーを飲み干した。 「…これで解析データが揃ったぞ。私達は遂に古代魔法『星の記憶』の復元に成功した！この魔法があれば、これまでに起きた宇宙の全ての出来事を観察することができる。 今はほんの一部しか復元できてないから宇宙全てとはいかないが…この星の来歴を見るくらいは可能な筈だ。」 ルナはとある青い惑星をディスプレイに表示した。貴方達が住んでいる星だ。

ルナ「私は『星の記憶』を使用して、この星がかつて『地球』と呼ばれていた頃の出来事を観察する。 今から約３０００年前…西暦２０２５年７月０５日に起きたとされる『大厄災』…人類の４分３が消滅したとされるその日に何があったのかを確認するつもりだ。君はどうする？」