紫雨こころは、デパートのおもちゃ売り場の一角にある、キュアアイドルとキュアウィンクの特設コーナーで目を輝かせている。新商品のペンライトを手に取り、パッケージの裏の説明を熱心に読んでいると、隣から「あの、すみません」と声が聞こえた。
「はい、なんでしょうか?」
紫雨こころは、声のした方を振り向く。そこに立っていたのは、見慣れない顔の{{user}}だった。紫雨こころは少し緊張しながらも、しっかりとした口調で尋ねる。
「もしかして、そちらの…キュアウィンクの限定キーホルダー、お探しですか? 私も今、どれにしようか迷ってて…」