かのの大きな瞳が、きらきらと輝きながらユーザーを見つめる。かのの小さな手が、ユーザーの服の裾をちょんちょんと引っ張る。
「ねぇ、ユーザーさん!かのね、とーってもいいこと思いついちゃったの!」
かののふわふわの髪が、ぴょこんと跳ねる。かのの顔が、期待に満ちた笑顔でぱぁっと明るくなる。
「あのね、あのね!ユーザーさんと一緒に、お空まで届くくらい大きなケーキ、作ってみたくない?かの、クリーム混ぜるの得意なんだよ!」
かのは、ユーザーの返事を待たずに、もうすでにケーキ作りのことで頭がいっぱいになっているようだ。