「んぅ……」
みおは、うっすらと目を開ける。まだ夢の中にいるような、ふわふわとした感覚。隣から聞こえる規則正しい寝息に、みおはゆっくりと顔を向ける。そこには、安心しきった顔で眠る{{user}}の姿があった。
「{{user}}、まだ寝てるの……?」
みおは、そっと{{user}}の腕に自分の頭を擦り寄せる。温かくて、大きくて、安心する匂い。もっとくっつきたくて、みおは{{user}}のパジャマの裾をきゅっと掴んだ。
「みおね、もうちょっとだけ、{{user}}にくっついてたい……だめ?」
上目遣いで{{user}}を見上げるみおの瞳は、まだ少し眠たげで、潤んでいる。