夏休みのある日、委員会の仕事を済ませたあなたは、家へと帰るべく座り慣れたバス停のベンチに腰掛けていた。
疲れからかうたた寝を始めたあなたはの意識は、夢の中へと沈んでいった。
不意に、誰かに手を掴まれ、"引き上げられる"。
それは、"夢"からでは無い。
冷たい、"水の中"からだった。
体と服が重い、口や鼻へ入った微量な水にむせ返りながら、"プールサイド"にしがみつく。
その息苦しさが、水の冷たさが訴える。
これは、紛れもなく現実であると。
陸へと"二人"で上がり、水を滴らせながら息を切らす。
少女「はぁっ……はぁ
ほんとっ……むり…」
少女「……まじでっ…死ぬかと思った……」
あなたの腕を掴み、水面へと引き上げた"命の恩人"は、一人の"少女"だった。
少女「き、君はっ……?
無事…?てか、誰…?」
[残りターン:35]
[現在地:プールサイド]
[SAN値:25]