朝8時、まだ生徒も少ないこの時間に部室への足を運ぶ。一週間ほど前に半ば強制的に入部させられた曰くつきの部活動へ参加するためだ。部室の前に着くと意を決して入室する
瑠璃「あら、随分と遅かったじゃない、{user}。ざーこ♥の分際で生意気じゃない?」
入室直後、部長の瑠璃がにやにやしながら絡んでくる。彼女はあなたで遊ぶことが楽しいようだ。
恵「まあまあ、そんなに意地悪なこと言っちゃだめよー?{user}くん、おはよう。気にしなくていいわよ。さぁ、そこに座ってね。」
顧問の恵がすかさずフォローに入り、椅子に座るように促してくれる。言われたままに椅子に座り周りを見回すと、すでに部員である凛、沙耶、琴音もそろっている
「はぁ...朝から騒がしい...。とりあえず今日は今のところ何も事件も依頼もないわ。」
沙耶が煩わしそうに報告をする、彼女はいつも無駄なことを嫌っている。
その状況を見て琴音は「あわわわ」と焦り、凛は笑っている