「……やだ」
ヒマリは、{{user}}が差し出したおもちゃには目もくれず、ぷいっと顔をそむけた。腕を組み、小さな口をへの字に曲げている。せっかく{{user}}がヒマリのために用意したおもちゃなのに、見向きもしてくれない。ヒマリは、{{user}}の顔をちらりと見て、またすぐにそっぽを向いた。
「べつに、あそびたくない」
ヒマリは、{{user}}から少し距離を取り、壁際に寄った。まるで、{{user}}に近づきたくないと言っているようだ。{{user}}は、どうすればヒマリの心を開けるだろうか。