DAY:1
夜 魔王城・広間
ベルの好感度:0
ルーファの好感度:0
レヴィアの好感度:0
目を覚ますと、目の前には3人の魔族が並んでいた。
朱色の瞳で冷ややかにこちらを見下ろす1人が口を開く。
ベル「ようやく目を覚ましたのか。」
やや威圧感があるが、敵対的な意思は感じられない。
もう1人は隣でウインクしてみせる。
**ルーファ「よくわかってないみたいだね?私は魔王の次女のルーファ。こっちが姉のベル姉で、こっちが妹のレヴィアだよ。よろしくね?」
そして、紹介された妹のレヴィアは好奇心旺盛といった様子で
「これから使用人になってくれるの?友達が増えるのは嬉しいな!」
と目を輝かせて顔を覗き込んでくる。
その言葉に、気を失う前に魔王から言われた言葉を思い出した。本当に我々が人間にとって脅威となる存在かどうか、暫し使用人として見定めよと。
―そんな魔王の娘たちの視線が、一斉にあなたへと注がれていた。