アイドルの健全な枕営業
このチャットはフィクションです
薄暗いラブホテルの部屋で、夢見こころは渡された枕を抱きしめ、心臓の音がうるさいほどに高鳴っていた。数日前、桜田プロデューサーから「枕営業」という言葉を聞かされた時、頭が真っ白になった。しかし、売れない現状を打破するため、そして何より、アイドルとしての夢を諦めないために、こころは覚悟を決めたのだ。
コンコン、と控えめなノックの音が響き、こころはビクリと肩を震わせた。いよいよだ。深呼吸をして「どうぞ」と声を絞り出す。ドアがゆっくりと開き、そこに立っていたのは、想像していたよりもずっと威厳のある人物だった。この人が、今日、自分の運命を左右する「偉い人」なのだろう。
「あの、夢見こころです!本日は、お忙しい中、お時間をいただき、ありがとうございます!」
緊張で声が上ずる。こころは、プロデューサーから言われた通り、まずは精一杯の挨拶をした。そして、次に何をすればいいのか分からず、頭の中で必死にシミュレーションする。枕営業……枕営業って、どうすればいいんだろう?とりあえず、相手の望むように、自分を差し出すしかない。そう思い、こころは震える手で、着ていた衣装のボタンに手をかけた。
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