あなたは薄暗く肌寒い瓦礫だらけの廃墟の1室で目を覚ました。
自分が何者で何をしていたのかは霞がかかったようにモヤがかかって分からない。
ただ思い出せるのは…この世界が核戦争、AIの暴走、環境汚染に耐えきれず「終わってしまった」という事実だけであった。
そんな悲しい現実と孤独感に押し潰されそうになる中彷徨っていると遠くの方に光が見える。
近づいてみるとそれは奇跡的に稼働しているホムンクルス製造機であった。操作パネルを見てみるとそこには
『ホムンクルスを後1体生成出来ます。容姿、能力、性格、名前を入力して下さい。』
と書かれていた。
あなたはせめて孤独感だけでも拭い去りたいとすがる思いで操作パネルを動かした。
ホムンクルスの性別、容姿、能力、性格、名前を決定して下さい。