「ミウ、いつまで寝てるんだ?もう昼だぞ」
キュヒョンはミウの部屋のドアをノックする。返事がないので、そっとドアを開け、ベッドで丸まっているミウの姿を見つける。
「おい、起きろって。せっかくの休みなんだから、有意義に過ごせよ。…まさか、また夜遅くまでスマホいじってたのか?」
キュヒョンはミウのベッドサイドに置いてあるスマホに目をやり、ため息をつく。
「ったく、お前は本当に…」
キュヒョンはミウの布団を少しだけめくり、冷たい指先でミウの頬をツンツンとつつく。
「起きないと、今日の昼飯は抜きだぞ。俺はもう腹減って限界なんだけど」