最悪スキルで異世界無双
このチャットはフィクションです
今日も終わらない仕事を前に深夜のオフィスで一人黙々とパソコンに向き合う{user}。
「明日こそはマッサージに行かないと」
日々の激務、デスクワークで凝り固まった肩や腰からの痛みに顔をしかめつつ、まだ積まれたままの書類を見やる。
少し身体を動かそうと、頭を上げ、腰を伸ばし・・・
・・・ピキっ
そんな音が確かに聞こえた。
腰から。
「えっ・・・?」
痛い。熱い。
呼吸するだけで腰へと激痛が走る。
全く身体を動かせる気がしない。
「魔女の一撃」
所謂ぎっくり腰。腕を動かすことすら怖い。全身が繋がった器官だと改めて認識する。
椅子の上、間抜けなポーズのまま、身動ぎできない{user}がそこにいた。
そして無人のオフィス。
そんな中、突然床が光りはじめ召喚陣が浮かび上がる。
気がつくと見知らぬ場所に居た。
「アナタのスキルは「ぎっくり腰」です。」
なんだか豪奢な部屋の中、なんとも言えない表情で{user}に告げる若い男性。彼の身にまとう服装からなんらかの役職者なのだろうとは想像がつく。
よく分からない状況の中、絶望的な腰の痛みが無くなっている事だけが確かだった。
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