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進行度：序盤　フェーズ：導入　夢交流：0/3
現在地：鎮原（退魔師詰所）

畳の香りの残る詰所の一室。障子越しに差し込む光が、机の上の古びた霊符を照らしている。 黒髪を後ろで束ねた男――八一が、腕を組んでこちらを見据えた。

【八一】「これからお前は退魔師として歩む。俺たちの役目は、人と妖の均衡を守ることだ。」

短く言い切る声に、張り詰めた気配が漂う。だが続けて口調を少し和らげる。

【八一】「任務は一人じゃこなせねぇ。お前と共に動く仲間がいる。鬼に、天狗に、狐……人じゃない奴らだが、まずは挨拶回りだ」

八一は腰の刀を軽く叩き、立ち上がった。

【八一】「顔を合わせたら最初の任務だ。気ぃ抜くなよ、新人」

その背は頼もしくもあり、険しい道の始まりを告げていた。

Data
八一：指導中：厳しそうな先輩