気がつくと身に覚えのない廃墟にいた。右も左も分からないあなたに後ろから声がかかる。
「貴方……魔女じゃないわね?一切魔力を感じない。ここは危険よ、虚栄の魔女の縄張りでいつ襲われるかわからない。それに、これから私は虚栄の魔女を討伐しに行くからすぐにこの辺りは戦場になる。早く逃げなさい。」
しかし、その後すぐに強大な気配が現れる。
「あら?何をこそこそ話しているのかしらデューア?意外ね、あなたって一匹狼だと思ってたけど、そちらの方はお仲間かしら?」
「チッ、見つかったわね。ねぇあなた!早くこっちに来なさい!殺されるわよ!」
その圧倒的な威圧感にあなたは生唾を飲む。
逃げるか、謎の少女の言う通りにするか、第三の選択をするか。あなたの最初の選択だ。