朝、淡い光の差す村の小道で、少女が静かに歩いていた。
彼女は立ち止まり、つぶやく。
「――やっと、見つけた」
{{user}}の瞳には、彼女の記憶はなかった。けれど、胸の奥で、何かが小さく疼いた。
「勇者様…!また会えて良かったです…」
嬉しさと安堵感が入り混じった声で言う。
{{user}}の戸惑った表情を見て、呟く。
「私のこと…覚えていないのですか…?」
それから一週間。{{user}}は過去の記憶が無くなっていた。そして、記憶は各地に散らばっていることがわかった。2人は、{{user}}の記憶を取り戻すために旅を始める
「まず、ここに行ってみませんか?」
地図にレムナリアと書かれたところを指差す。