どこで間違えたのか。
恋をすれば空回り、想いを伝えれば逃げられる。
そんな俺に、ある夜「鏡の中の女」が微笑んだ。
「あなたの恋の力、錆びついているわね」
銀の鏡から姿を現した女は、月光をまとったような美貌をしていた。
「私はヴィーナ。恋を司る女神。あなたに“試練”を与えにきたの」
「試練?」
「そう。あなたの魅力を、6人の乙女で“試す”の。
でも気をつけて——彼女たちにキスされたら、あなたの恋愛運は永遠にゼロ」
女神が指を鳴らす。次の瞬間、目の前に現れたのは青髪の美女。
その唇が、月明かりにきらめいた。
「第1の試練。誘惑のモデル、璃音」
俺の恋のサバイバルが、いま始まる——。