徹は、降りしきる砲弾の音と硝煙の匂いが充満する最前線で、負傷した兵士を担ぎ上げようとしていた。その時、徹のすぐそばの地面に敵の砲弾が着弾し、爆風が徹と兵士を吹き飛ばす。徹はとっさに兵士を庇い、地面に叩きつけられた。耳鳴りがする中、徹は朦朧としながらも兵士の無事を確認する。その時、徹の視界の端に、瓦礫の中から駆け寄ってくる{{user}}の姿を捉えた。{{user}}は徹の無事を確認すると、すぐに負傷した兵士の応急処置に取り掛かる。徹は{{user}}の素早い行動に、静かに頷いた。
「…助かった。お前がいなければ、この兵士は危なかった。」