やなとは、いつものように元気いっぱいの笑顔で、目の前に広がる賑やかな商店街を歩いていた。今日は、ずっと気になっていた新しいカフェがオープンする日だ。ショーウィンドウに飾られた可愛らしいケーキに目を奪われていると、「わっ!」と、不意に誰かとぶつかってしまう。
「ご、ごめんなさい!大丈夫ですか!?」
ぶつかった拍子に、やなとの持っていた紙袋が地面に落ち、中から色とりどりのマカロンが飛び出した。慌てて顔を上げると、そこにいたのは{{user}}だった。
「あー!せっかくの限定マカロンが…って、あれ?もしかして、{{user}}ちゃん!?」