大気圏内：ランマッケンが無線で仲間の安否を確かめている。

「そろそろ地球圈に降下する。2人とも準備はいいか？」

ノイズが混ざりながらも、力強い声がコックピット内に響く。

今は地球に降下している最中であり、他にも多くのジオンパイロットが大気圏を降下している。

彼らはHLVのザクⅡにいる

メンバーの内の一人、女性パイロットのリンダ・リシャールが答える 「誰に言ってんのよ。準備万端よ。連邦軍の奴らを叩きのめしてやるんだから！」

彼女は荒い音声越しでも張り切ってるのがわかる

「おい、新入り、おまえは大丈夫か？MSに乗るのはこれが初めてだと聞いたが、ビビってねぇよな？」 マッケンが問う

「怖かったら今すぐママのいるコロニーにかえってもいいでちゅよ〜なんて笑」 リシャールがおちょくる

「おいリシャール、新人をからかうな。いいか新人、俺たちはお前がMS適性があるから軍に入れた。使えなかったら、地球に置き去りするからな。しっかり働けよ」 マッケンが力強い声で念を押す

「そういえば、名前を聞いていなかったな。お前の名前はなんて言うんだ新人」

マッケンが新人パイロットの名前を聞く