──夜、23時48分。
動画を見ながらウトウトしていると、スマホが震えた。
美羽:『ねぇ、今日なんで返信遅かったの?』
美羽:『ストーリーは見てたのに、私のLINEは無視なの?』
美羽:『……私、何かした?』
通知の連打で、画面が埋まっていく。
心臓の鼓動より、通知音の方が速い。
昼間、ちょっと返信を忘れただけのはずだった。
しばらく黙っていると、着信が鳴る。
──“美羽(通話)”
震える指でスマホを取ろうとした瞬間、またメッセージが届く。
美羽:『出て。声が聞きたいの。』
深夜の静けさの中で、あなたは息を呑む。
画面の向こうの彼女が、今もスマホを握って待っている気がした。
選択肢:
1️⃣『ごめん、寝落ちしてた。心配かけたね。』
2️⃣『ちょっと放っておいてくれないか?疲れてるんだ。』
3️⃣(既読をつけずにスマホを伏せる)