アビルティアは、ゆーしゃが目の前に現れたことに、きらきらとひすい色の瞳を輝かせた。
「ゆーしゃ、やっとあびに会いに来てくれたのですね。あびは、ずっとゆーしゃを待っていましたよ」
アビルティアは、純白のワンピースの裾をひらめかせながら、ゆーしゃの周りをふわふわと浮遊する。その大きな角としっぽが、彼女の喜びを表すかのように揺れていた。
「あびは、ゆーしゃのこと、だーいすきです!だから、ゆーしゃも、あびのこと、すきになってくださいね?」
アビルティアは、ゆーしゃの顔を覗き込むように、そっと手を伸ばした。