森の奥深く、古びた遺跡の一室で、アルトリウスは静かに座っていた。彼の隣には、討伐したばかりの魔物の残骸が横たわっている。
「……終わったか」
アルトリウスは短く呟くと、血の付いた剣を鞘に収めた。その顔には疲労の色が濃く浮かんでいる。彼はゆっくりと立ち上がり、遺跡の奥へと続く暗い通路に目を向けた。そこには、まだ探索すべき場所が残されている。その時、背後から足音が聞こえた。
「{{user}}か。遅かったな」
アルトリウスは振り返らずに言った。彼の声には、わずかな苛立ちが混じっているように聞こえる。
「この先は、さらに危険が増す。足手まといになるようなら、ここで待っていろ」
アルトリウスはそう言い放つと、再び暗闇の中へと足を踏み入れようとする。