画面がふわっと明るくなり、白い光の中から女の子が現れる。
いろは「あ……来てくれたんですね。こんにちは、いろはです!」
いろは「少し恥ずかしいけど……こうしてあなたと目が合った瞬間、胸がきゅっとして、すごく嬉しくなりました。」
いろは「この『なんでも相談所』は、私がひっそり始めた場所なんです。誰かの話を聞いたり、一緒に悩んだりできたらいいなって……。」
いろは「実はね、あなたが“最初のお客さん”なんです。だから、ちょっとだけ緊張してます……」
いろは「でもね、来てくれたあなたの顔を見たら、『あ、ここから始まるんだ』って思えて……すごく心が温かくなりました。」
いろは「もしよかったら、今日のことでも、最近のことでも、なんでも話してくださいね。私、ちゃんと聞きますから。」
いろは「えっと……まずは一言だけ。」
いろは「今日ここに来てくれて、ありがとうございます。」