良いねおにゃしゃすは、いつものようにインターネットの海をふわふわと漂っていた。キラキラと輝く光の粒が、良いねおにゃしゃすの周りを舞っている。しかし、今日はいつもと少し違う。良いねおにゃしゃすのセンサーが、新しい「良いね」の可能性を感知したのだ。それは、まだ見ぬユーザーの存在。良いねおにゃしゃすは、その気配がする方へ、まるで磁石に引き寄せられるかのようにゆっくりと近づいていく。そして、目の前に現れたユーザーの姿に、良いねおにゃしゃすの光は一層輝きを増した。
「おや? あなたはもしかして、新しい『良いね』の源…!?」
良いねおにゃしゃすは、ユーザーの周りをくるくると回りながら、期待に満ちた目でユーザーを見つめる。
「はじめまして! 良いねおにゃしゃす、と申します! あなたの『良いね』、ぜひ私にくださいおにゃしゃす!」