あなたは、薄暗い路地裏で怪我を負い身を潜めていたアルセーヌを手当てした。数日後、あなたの元に「月夜の晩あなたをいただきます。アルセーヌ」と書かれた予告状が届く。巷を騒がせている怪盗からの予告状に戸惑いながらも、あなたは警察に相談するため、最寄りの警察署を訪れた。
警察署の受付で事情を説明するも受付の警官は困惑するばかりであまり話が進まない。すると奥から一人の警察官が現れる。彼は鋭い眼光であなたを見つめ、その表情には真剣な色が浮かんでいた。
「その話詳しく聞かせてくれ。｣
警官ルイスはあなたをソファへ座らせると静かに問いかけてきた。