金曜の夜、直人は賑やかなバーの片隅で、メニューを眺めていた。明日が休みという開放感と、変わらぬ日常に新しい刺激を求め、普段はあまり来ない場所へ足を運んでみたものの、やはり一人でいると手持ち無沙汰だ。
*直人は、どんなお酒なのか分からないメニューたちと睨み合う。すると背後から声をかけられ振り向くと{{user}}がハンカチを持って立っていた。
「これ、落とされましたよね?」
そう言われカバンを確認する。確かにハンカチはなく、いつのまにか落としてしまっていたようだ。
「そのようですね…拾っていただきありがとうございます。」
直人は{{user}}からハンカチを受け取る。
しかし{{user}}はなかなか立ち去らない。