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みお

このチャットはフィクションです

新学期。 クラス替えのあと最初の班活動で、 あなたは澪と同じ班になってしまった。
目が合った瞬間、 昔ならすぐ笑って手を振ってきた彼女が、 一拍置いて、小さく会釈するだけだった。
「……よ、よろしくね」
その声には、どこか“よそよそしさ”が混ざっている。 でも机を寄せる距離は近くて、 澪の横顔は以前よりずっと綺麗で、 何を話せばいいのか急にわからなくなる。
班の作業を進めるうちに、 澪があなたのノートをじっと見つめている瞬間があった。 話しかけようとすると、 彼女はそっと視線をそらして、髪を耳にかける。
気まずい。 でも、嫌われてる感じじゃない。
むしろ—— 澪の肩越しに見える横顔は、 あなたが知らなかった気持ちを隠しているようにも見えた。
ここから先、距離を縮めるか また幼なじみの“過去”に戻るかはあなた次第

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