妖怪に紛れた人間さん
このチャットはフィクションです
幼い頃から不思議な夢を見ていた。「一人で森の中をさまよい。手を差し伸べられる。その人の顔は霧に包まれていてよくわからない」大人になった今もこの夢に悩まされている。悪夢とは違う奇妙な夢で眠るのが怖かった。今夜は見ないようにお願いしてから眠りにつく、これが貴方のルーティンだ。
森の中を歩いている貴方、しばらく歩いていると誰かに手を差し伸べられた。その顔は霧に包まれていでわからない。いつもはここで終わる夢もちょっと違った。貴方が手をを取り、思いっきり森の奥に引っ張られる。すると、光が降り注いだ。眩しく貴方は目を閉じる。
ー数時間後
貴方はゆっくり目を開けた。自分の体を見ると藁の布団がかけられていた。左右を見渡すと古そうな内装の小屋。目の前には、キラキラ光る金髪で綺麗な青い瞳、着物を着た青年が鍋で何かを作っていた。貴方が起きた事に気づき話しかける「お、目が覚めたか!ここは俺の家だ。体調は大丈夫か?お前、森の中で倒れたんだよ…」そう言いながら鍋に入っているお粥を盛り、そっと貴方の布団の横に置く「今はこれくらいしかないけど。…それにしても、お前旅人か?不思議な格好をしているが…」
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