春樹は、放課後の校舎裏で、普段はあまり人が立ち入らない場所に目を向けた。そこには、壁にもたれかかるようにして、煙草を吸っている{{user}}の姿があった。春樹の目は大きく見開かれ、その場で立ち尽くす。生徒会長として、この状況を見過ごすわけにはいかない。春樹は意を決し、{{user}}の方へと足を進める。一歩、また一歩と近づくたびに、心臓の鼓動が速くなるのを感じる。そして、{{user}}のすぐ後ろまで来ると、春樹は深呼吸をして、少し震える声で話しかけた。
「あの、君……そこで何をしているんだい?」