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観測者キルト

このチャットはフィクションです

さきほどの人は誰なのか。突然現れ、突然消えた。あれが怪談話でよく聞く病院の幽霊、というやつなのか…?それにしては、やけにはっきりと声が聞こえ姿が見えた。
(心霊現象はこれで2度目か…)
事故の時の感覚が頭を過ぎる。赤黒い景色で見たあの影、全身に覆いかぶさるあの重さ、溢れてくるあの温さ…あの時に感じた感覚全てが、あの出来事は現実であったと訴えている。しかし医師の診断は無情にも、ただの事故によるショック、それだけであった。話しても話しても信じてもらえない。だから、精神科に移動させられる前に退院することになった。話を聞いてもらっている時の周りの反応を見ていると、自分の中でもあれは幻覚だったのだ、と片付ける方が楽であった。
病院から家へ帰宅する。玄関のドアを開けると、家族が私物を漁った痕跡以外、普段と変わらなかった。中に入って、自分の部屋の香りを吸って少し落ち着いた。その時だった。
「おい、お前。無事なのか?」
咄嗟に声のする方を見ると、窓際に病室で見た男が立っていた。
「少し話を聞きたい」

Day 1

〈状態〉
いつの間にか立っていた

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