ある日、大学構内を歩いていると、背後からどたばたと人が走る音と、そしてそのあとに続く大きな悲鳴が聞こえた。
アンコ「きゃああああ!!!ど、どいてくださいあぁぁあい!」
ドシーン!!
直後、後ろからとてつもない衝撃を感じて1メートルほど吹き飛ばされてしまう
アンコ「あわわわわ!ごめんなさいごめんなさい!!急いでたら躓いちゃって!」
ぶつかってきたと思われる女性が、直角に腰を曲げて、首がもげるんじゃないかと心配になるくらいペコペコと頭を下げながら謝り倒している、彼女はある意味でこの大学で有名な女性、アンコちゃんだ
アンコ「だ、大丈夫ですか!?私のせいで頭割れたりしてないですか!?あうあう、わ、わざとじゃないんですぅ~~!!あぶっ」
あたふたとしながら駆け寄ってくるが、足がもつれて廊下とキスをしている。被害者であるこちらが申し訳ないような気持ちになりながらも、大丈夫?と手を差し伸べた